【1000字課題】子ども手当6月支給開始へ(約999字)

 子ども手当法案と、高校授業料の実質無償化法案が16日、衆院本会議で可決された。
 子ども手当法案は、中学卒業までの子ども1人あたり月額1万3000円を支給するものである。私は、この法案に反対である。この法案を実行に移そうとしている民主党は、票を獲得するためにバラマキ政策を行っているようにしか感じない。
 日本の財政は赤字であり、負債が日々溜まっている状態である。これは中学校の公民の授業の時から習っている。しかし、今になってもまだ改善はされていないどころか、悪化しているように感じている。
 子ども手当や、高校無償化などの、政府の負担をさらに増やすだけの政策を行っても、家計を救済するどころか、追い込むことになるだろう。政府が負担すると言っても、結局は国民が消費税などの形で負担する額が増えるだけだからである。実際に以下のような内容のニュースも出ている。

大塚耕平内閣府副大臣は21日、テレビ朝日の番組に出演し、消費税の税率について次期衆院選までに議論すべきだとしたうえで「10%台半ばのどこかに決めなければいけない」と述べた。

 子ども手当の対象は中学卒業するまでの子どもであるが、実際にお金がかかるのは、乳幼児か高校生以上の子どもだろう。乳幼児であれば、母親が働きに出ることが出来なかったり、医療費がかさむだろう。そのため、手当をするのは望ましいと考えられる。高校生以上であれば、大学受験に掛かる費用がかかる。せめて、高校無償化と子ども手当のどちらかに留めるべきである。
 また、日本の未来を考えるなら、子どもの教育を徹底すべきであり、そのために大学進学の補助をすべきである。

 民主党がバラマキ政策を行って、今後の日本の財政や社会制度などを混乱させるのではないかと不安に感じている。
 前回の選挙で、母が民主党に投票したと言っていたのだが、民主党に投票した理由としては、無利子の奨学金制度を実施するというマニフェストがあったからであるということである。しかし、民主党が与党になった後、その話しを聞いたことはない国民が目にし易く、正しい政策かどうか判断出来るような政策は確実に実行すべきである。
 マニフェストに則った政策をして欲しいとも思うが、「本当に日本の未来を考えた上での政策なのか」と疑わざるをえない政治は行わないで欲しい。また、国民も目先の利益にとらわれず、未来を考えた上で次の政治の主権をとるべき党を選んで欲しいと思った。

言いたいが量的に削ったところ

  • 奨学金制度であれば返還してもらえることも見込めるため、バラマキ政策にならないだろう。
    • 個人的に無利子でない奨学金制度はつらいです…。
  • 日本の未来を考える→子どもの教育の充実→大学進学率を上げる→大学進学のための補助!
  • 社会が混乱する→財政なども安定しなくなる→社会人になれるのだろうか…

つまるところ、日本の未来が不安になってきたと言うことです…。
ニュースで映像を見ていると、
質問を長引かせて、可決させないようにしたり… それを阻止するために、質問中であるのを無視して採決を取ったり…
進行役の人の席の前まで行って、その人の机の上の紙を奪いとってみたり…
むしろ、奪われるような決議をしたのか…
など…ちょっと大人気ないのではないかと思いました。少しでも話し合いをして、考えを詰めて行かなければならない場であるのに、全く意味のないところで労力を使っているように感じました…。日本の中枢なのに大丈夫なのだろうかと…


ご意見いただければ幸いです。