【1000字課題】自動車学校無料化(約1179字) ※エイプリルフールネタ!?

 民主党マニフェストとして自動車学校の無償化がある。私は元々、高校無償化や子ども手当に反対である。そして、もちろん自動車学校の無償化も反対である。そもそも、財源は一体どこにあるのか。結局は、消費税の負担増などによって結局自分たちがもっと払わなければならないだろう。そして、「日本の事を考えた」のではなく、次の選挙を意識しただけではないだろうか。
 最近のニュースでは、温室効果ガス排出量を2020年までに1990年比で25%削減する中期目標を盛り込んだ対策法案の審議が、20日に始まったというニュースがあった。この宣言に対して、自動車学校の無償化をするというマニフェストがあるのは、矛盾していないだろうか。自動車学校無料化の意図としては、「自動車運転人口を増やし、経済を活性化するのが狙い」であるようである。しかし、今の日本では、「エコ」と名のつくものを推奨し、二酸化炭素排出量を減らす考えであるため、自動車を増やすので使う人を増やすのではなく、公共交通機関の利用を推奨するのが妥当ではないだろうか。
 最近の民主党の動きは、普天間問題にしても何にしても、鳩山首相が表面に出ているだけであって、考えたり実行しているのは別のところの様に見える。また、日本の政党として、日本のどのようなところを改善して、より良くしようとしているのか分からない。ただ単に、次の選挙で負けないように、また、諸外国との関係もとりあえず悪くしないようにしているように動いているだけにしか見えない。このままでいいのだろうか。
 今自分が上記のように考えて居るのに対して、他の日本国民が一体どのように考えているのか分からないのが不安である。日本では、政治に関わる事が出来るのは一定層だけだという風に、教え込まれるような国民性があるという。しかし、今の社会ではインターネットが普及しているため、国民の意見を取り入れたり、活発な意見交換をすることが簡単になった。これをもっと利用していくべきである。
 yahooニュースを見ていると、一定のニュースにはコメントを書きこむことが出来る。インターネットからの投稿という事で、過激すぎる意見がある時もあるが、「そう思う」「そう思わない」ボタンのクリック数などから判断して、自分以外の人が一体どう感じているのか大体知ることが出来る。
 政治にもっと民意を取り入れると考えたときに、難しい物をイメージしてしまうかも知れない。しかし、今例を上げたような、ニュースにコメントを書きこむことが出来るという簡単なシステムでもいいのではないだろうか。大事なのは、国民がどう思っているのか、政府に知らせることと、国民同士がお互いの意見を知って、考えることである。
 自動車学校無料化について、国民が本当に必要だと思っているのか。また、そのメリットデメリットを本当に理解しているのか。それを明らかにする場が必要である。