さくらレンタルサーバ:スタンダードプランでRVMのインストール

さくらレンタルサーバのスタンダードプランで、RVMのインストールに四苦八苦して…
やっと出来ました!(´;ω;`)(※数ヵ月越…

スタンダードプランでは

  • sshは使える
  • MySQLは使える
  • 自分が持てるのは、/home/ユーザ名のディレクトリ以下

インストールの流れ

1.まずはRVMを落としてインストール

普段通りに、

 bash < <(curl -s https://rvm.beginrescueend.com/install/rvm)

とコマンドを打つと、

mkdir: cannot create directory `/usr/local/rvm': Permission denied

と怒られてしまって、進みません。


しかし、そのディレクトリ(ホームディレクトリ)をlsでよくみると、
rvm-installerと.rvmrcというファイルが増えています。


さっきの、"/user/local/rvmにはフォルダが作れません!"というエラーは、.rvmrcにこのパスが指定されているからなので、

export rvm_path="$HOME/rvm"

等、自分がアクセスできる場所を指定します。


その後、rvm-installerを実行します。
(そのファイルまでの全パスを打って、エンターで実行されます)


※注意

  • この時に、Gitのpathが通ってないとインストールがうまくいきません。

Gitを$HOME/localにいれた場合の、.bashrcの記述

PATH=$PATH:$HOME/local/bin
export PATH = $HOME/local/:$PATH
2.パスを設定する

installが実行されると、色んなメッセージが表示されますが、「この部分を設定ファイルに書きこんでね」とパスが表示されるので、.bash_profileに書き込みます。
(ここら辺は通常の流れと一緒ですね)


こんな感じ

if [[ -s /home/◯◯/.rvm/scripts/rvm ]] ; then source /home/◯◯/.rvm/scripts/rvm ; fi


source .bash_profile
をして適用させたら、rvmと打つと、バーッと何か表示されるはずです。
command not foundじゃないはずです。

RVMインストール完了です!!(*´ω`*)

追記(2011/09/04)

RVMインストール完了後
  1. 忘れずに、rvm install ruby-1.9.2でRubyを入れる
  2. rvm use ruby-1.9.2 --defaultで常に使うRubyを設定する
  3. rvm gemset create hogeでgemsetを作る

rvm gemset create hogeしたのに、rvm gemset listで表示されてない!?と思って焦ったら…
ただ、これだけのことでした…(´・ω・`)

つまりは今回のみそ

  • "cannot create directory"と怒られても、ホームディレクトリにある.rvmrcのpathを変更すれば大丈夫
  • 予め、Gitのインストールとpathの設定が必要
  • shellの設定ファイルにRVMのpathの設定することを忘れずに


RVMがうまく入らず、無しで何とかやっていたところ、gemのバージョンでエラーが大量に出たり、大変なことになってしまったので、もう一回挑戦してみました…
コマンド打つときのpath指定で、やってみる方法もあったのですが、結局うまくいかず、.rvmrcに記述したらすんなり行きました…げっそり…


間違い・コメントなどありましたら、どしどしお寄せください!

参考サイト様